こしあん日記

MURAバんく。の土屋のぐるぐるとした日記である。

22-10-18 デラックス

友人とは言え他人である。そして、内面をわざわざ言葉として外に表すのも無粋というかダサい。

だから自分自身について多くは語らず、見たものや感じたものを客観的に話し合う。

大学の頃はそんな界隈にいた。

 

察しが悪いとだりぃ〜〜、分かってないなぁ〜〜と、ある程度偏見のある人でなければ仲良くなれなかった。(怖すぎる)

しかしながら、確かな本音を外部により影響されない人との会話が凄く楽しかった。

 

そんな薄汚れた自覚のある性根のため、心を開いた方が良いと言われると、正気か!?ほんとに良いのか!?とその人との関係性が危ぶまれてしまうため、アルカイックスマイルを浮かべるしかなかった。

 

そんな友人と先月愛知であった時、生まれ変わったんか…!?と思うほど心に浮かぶ言葉をそのまま会話に配置されており驚いた。

そして、そこに私も当時はダセェと思っていた言葉をさらっと配置して言葉に発していた驚いた。

 

え、大人になったってそういうこと…!?

 

もしくは、お互い何かの局面でそうなるしか無かったのだろうとも思った。しかし、彼は彼女が出来たことを私に伝えたかなかったと言った。おい!!

 

その時に「そいえばデラックスが東京に行くらしいよ」という話を聞いた。詳しく聞くと芸人を目指して上京すると言う。

それがとても嬉しかった。

 

デラックスとはMURAバんく。にも「デラポリス」としてmvからライブまで出てくれた男だ。

(当時曲名を言うのも何か嫌で、そのデラポリスが習字で曲名が書かれた紙を持って揺れるという演出があった)

彼からもその後連絡があり、東京に来た時にどこかで会う約束をした。

 

当時から彼は非常に面白い人で、語彙と瞬発力と切れ味が恒星であった。(相撲で勝てたこともない)

そして、オードリーの武道館ライブへ共に行き、梅沢富美男の「夢芝居」のイントロで共に涙した仲である。

絶対に応援したい。

 

そんな本日、私のバイトの先輩に吉本の方がおりお声かけするとmvを見てくれていたそうで「あのデラポリスですか!?」も来てくれてラーメンを食いにいった。

そして、あまり聞いたことのないデラックスの本音をそこで聞き、喋ったことのない言葉をまた配置して話した。

 

普段話す時は最早配置する感覚はないのだが、あの時を共にした人と話すとどうにも配置して話す感覚がある。

そうでもしなければ抜け出せられないのだろう。

 

会話をするなかで「どうですか?土屋さんは当時から変わってないですか〜?」と先輩が聞くと少し考え始めそうな雰囲気を察知したので「いや!変わってないよねぇ〜!!ねぇ〜!!」とこっぱすがしい間が生まれぬように無理やり宥めた。

 

彼ともまたなんかできたら嬉しいなあ。