22-08-27 踊り場
昨夜、小島えもに回転寿司をご馳走になった。
これ美味いよと普段は手に取れぬSSレア皿の寿司は極上であった。
それから、夜も遅く泊めさせてもらうことになった。
気づけば日が昇る、朝の5時ごろまでになっていた。
お互いの近況や、僕のソロでのライブ映像を見たり、「当時河川敷のmv多かったよね」と懐かしいmvを次から次へと渡り歩いたり。
今思い返せば、私は彼に紐解きをされていたのかもしれない。
小島えもは"紐解きニスト"であるのだ。
翌日、昼に代々木上原方面で古本屋を周り、今後のジャケに関する打ち合わせを行った。
んんん〜〜〜、悩ましいぜ〜〜〜。
非常に、悩ましいぜ〜〜〜〜〜。
はやく、完成した物体を見たいものだ。一体どんな感じになるのだ。
小島えもは頼りになる男だ。
それから日は落ちて、私は阿佐ヶ谷へと向かった。
ベース丸山氏の自宅である"ドミノ城"でポッドキャストの録音を行った。
これまた良い音楽が選曲できたので聴いてほしい。
(ゆるキャン好きな人には絶対聴いてほしい…)
その後、今日も今日とてレンタルチャリに跨り青梅街道をするりと走った。
帰宅後、連絡事項を諸々見落とさないように夕食の準備をしながら整理をする。
あ、エンジョイ(檸檬のノゾミさん)に諸々確認を取らなきゃ。
普段は一報入れず通話を押すことはないのだが、エンジョイにおいてはタイミング次第で適当に連絡が取れるのでありがたい。
ヘッドセットを装着し、通話を押して玉ねぎを切り始めると「お疲れ様です」と即座に通話が繋がった。
丁度連絡しようと思ってましたとエンジョイは続け、テンポ良く諸々の進行が決まっていった。
そして、気づくと日が昇っていた……。
日昇り2DAYS…。
最近エンジョイの中で意識の変化があったそうで、これは聞いておかねばと話を聞いた。
それが自分においても大切なことであり、その変え方や持ち方について話した。
私の弾き語り曲で「踊り場」という曲がある。
あっちでもこっちでもない所在を歌った曲である。
私の持ち曲は基本的に自分ではない主人公(視点)を立てて歌詞を考えている。
しかし、この「踊り場」においてはメチャクチャに自分の視点で、何か出口もない気がしてもう封印しようかなと思っていた。
しかし、エンジョイは「ささる人にはささるんですかね(笑)」と1番印象に残っていると言ってくれた。
残すか〜〜。
以前、檸檬にも出演して頂いた「びびびな夜」という下北沢livehausでの企画の時も弾き語りで演奏をした。
その帰りに、ドラムのチェにも印象的な曲は?と聞いてみた。
すると「踊り場ですかねぇ」と応えてくれ「まぁ、僕もキョロ充だったんでぇ」と続けた。
キョロ充っていつぶりに聞いた言葉であろうか。
ま、そこはひとまず置いておいて。
先日も記したようにできるだけ自分を無くそうとイメージする中で、この「踊り場」は自分にとっても大切な曲になるのかな、と諦めずに音源に完成させようと思った。
昨晩に続き、気づけばこちら側がまた紐解かれていた…。
エンジョイはかなり自分の意志がはっきりとしており、引っかかるところがあれば全て突っ込んでくれる。凄く頼れる、これまたリアルヒップホップな人なのだ。
それから、数時間後にスプラトューン3の前夜祭と呼ばれる、発売前のイベントがオンライン上であったため仮眠を取った。
シャワーを浴びるのを諦めてしまった時に自分の歳を感じる。
全ては己次第なのだ。