22-08-06 エブリデイ漫画制作
午後の日差しが遮光カーテンの隙間から入る。
もう13時だ。そろそろ布団から出ないとまずい。
昨日サイゼでお手洗いに行った時に、魂が消え入る前の目にフォルムチェンジされていたため、本日の午前は超のんびりと過ごした。
気合を入れて布団を畳み、イニシエのipadを開き漫画つくりの続きへと腰を下ろした。
気付けば17時頃。腹減ったなあと一度離脱して飯を作って、また作業に戻る。
そして、気がつけば23時になっていた。
本当に一瞬にして時間が溶けた。
そして、やっとのことでペン入れの作業が終わった!!
あとは、トーンを貼ったり仕上げていくのみである。
毎日、線を引くことに慣れるまで時間がかかる。
線ってこんなにも引けないものだったんだなと思い知らされ、これもまた修業が大切なのだなと学んだ。
それから、登場人物のパースや身体の仕組みの理解が必要であった。
私の描いている漫画は基本的にデフォルメされたようなキャラが多数派なのだが、それであってもそこの知識と勘は必要で、悩みながら想像して描いた。
まだトーンを張る前といい、セリフも入れた全12pは圧巻であった。
中学生の頃に一時期漫画家を目指したものの、人間が描けなくて挫折しイラストからは離れた。
それから、音楽をやるようになり外注したいけれど予算もかかるためフライヤーやジャケまわりは自分で描くようになってイラストをデジタルで復帰させた。
その時作ったイメージがまた今回の漫画にも反映されており、実際のモノになるのが楽しみである。
漫画の内容は面白いかどうか、全然わからない。
しかし、キャラクターがめちゃくちゃかわゆい。そして、切ない。
普段自分が見かけたり聞いたりする、音楽では使用できないネタを成仏できて、それは凄い快感だ。
「魚肉ソーセージされた仲間を救い出す半魚人」の話。
完成したら是非、これを読んでくださってくれてるあなたに、読んでいただきたい。
きっと明日には本当のエンディングを迎えられそうだ。
眠い。しかし、明日入稿に出せないとコミケに間に合わないのだ。やるしかない。
午前の日差しが遮光カーテンの辺りを照らし始める前には眠りにつこう。
完成まであともうちょいだ。