こしあん日記

MURAバんく。の土屋のぐるぐるとした日記である。

22-07-29 コインランドリー


午前のうちに近所の白壁のコインランドリーへ。

二台分の洗濯機を動かして、柔軟剤投下タイムまでに近所のスーパーへ石鹸とパンを買いに向かう。

 


乾燥機のために100円玉を4枚を作らないといけない。タイムリミットは15分。

無事スーパーで2点の購入を済まし、ジャスト4枚を生み出すことに成功して胸中でガッツを収める。

 


柔軟剤投下後は15文弱待って、そのまま乾燥機に入れた方がスムーズなのでその場を離れられない。

なので、この時間はメールのチェックや電話しないといけない連絡を済ませる。

 


音が鳴り、物供を乾燥機へ入れてコンビニへ向かう。イヤホンジャック用の変換プラグ?を買いに行くために。

私は、高校の頃から使ってたiPhone6splusからついにiPhone11を購入したのだ。

ムジョルニアからストームブレイカーを手にした面持ちでいる。

 


ところがどっこい、11にはイヤホンジャックが無い…。私はここずっと外で音楽が聴けなかった。

文明が進んでも、不便なことは別で生まれる。まあ、そればっかりはしょうがないか。

ということで、やっと外でも音楽が聴けることになった。やったぜ!(パネポンSE)

 


乾燥機が終わるまでの40分間。その間で如何にやるべきことをちゃんとやれるかでその一日の流れは変わる。

一件連絡をしようと思っていたら丁度相手側から連絡が届き、急遽通話でプチ会議が始まった。

 


このご時世は、大変な出来事が本当に隣り合わせだ。

誰が悪いとかではない。(全てはイッパ様のせい…)

台無しにされてしまった出来事の上で、いかに臨機に寄り添いおもしろいアイディアを考えられるかが大切だ。

コロナ関係の連絡であったのだが、ひとまず軽症でホッとした。

 


コインランドリーの向かい側の建物の日陰に隠れる様にしゃがみ込んで行ったプチ会議もひと段落し、丁度乾燥機の止まる頃になった。

カンカン照りな真っ青な正午。私は腰を上げてそこに屹立する白壁のコインランドリーへ戻った。

 


家に帰るとどうしても怠慢が働いてしまう。

人もあまり居なかったため、乾燥機から一枚ずつ畳んでカゴに戻す。

その空間にヘルメットを被りっぱなしの爺さんが唯一一人存在し、一寸気になりながら洗濯物を畳んだ。

すると、一瞬目が合い私は「恐ろしいほど暑いですね…」とその空いた空気を埋める様に話しかけていた。

 


ヘルメの爺さんは一瞬危ぶむ目をされたが、何かを理解したかの様に和らぎ「いや、ほんとねえ、このヘルメットも冬はあったかいんだけどねえ、こんな暑さじゃまいっちゃうね…」と返してくれた。

………室内じゃさすがに外しなよ!!

そうとも私は言えず、ヘルメの爺さんと小粋な時効の会話を嗜んだ。

 


「それにしても、随分と洗濯回すんですねぇ。大したもんだなぁっと思って」とヘルメの爺さんは言った。

空いた時に一気に回す様にしている、そしてなによりもめんどくさい!と言う旨をお伝えした。

 


「ほんとねぇ、洗濯ほど面倒なことはないですよ」。

以前も偶然このコインランドリーでとあるお方と会った時にも似た会話をした。

みんな洗濯を面倒だと思っているんだなあ。

「洗濯まわりの技術も進めば、スプレーひと吹きで済んじゃったりするんですかね〜」と言ったら、コインランドリーが破壊されるんじゃないかと思うほどの?マークを頭上に浮かばされていた。すまん。

 


もしその技術が実現したらコインランドリーで町の爺さんと話せる機会もなくなってしまうんだなあ。

そんなことを思いながら両手いっぱいに洗濯カゴを抱えて家に向かった。

 


 


(簡潔な日記を試みたところ13:00までの出来事で結構尺を使ってしまった。

ああ、ここが修行ポイントだな。

この日記では如何に簡潔に文章を構築できるか。

できるかぎり、寝る前に投稿していきたいと思う。)